蜂の巣始末記


なぜか今年は蜂が我が家にやってきた。
まだ実害は無いが、可哀想だが放ってもおけない。



泥でできた蜂の巣

泥でできた蜂の巣  我が家の西側の、シャッターと窓枠の間に泥の塊のようなものが2つくっついているのを女房どのが見つけた。脚立を持ってきて、金ベラでこそぎ落としてみると、小さいながらも蜂の巣だ。近くにアシナガバチが1匹飛んでいたので、どうやらアシナガバチの巣らしい。ウィキペディアで調べると、「樹皮の靭皮繊維を素材とし、それに唾液由来のタンパク質などを混入して巣材とする」とあり、泥ではないので疑問が残るが、蜂であることは間違いないし、足を落として飛ぶ姿はアシナガバチだ。
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 巣を落とした後には、あちこちに泥がこびりついている。どうやら泥の付き易いところを探した痕らしい。こんなときは高圧洗浄機の出番だ。がそこは水道の栓からだいぶ離れているので、ストレーナーを取り付けた半自吸式の給水タンクを使うことにした。実のところ水道に直結して使うことはほとんど無いが。親らしい蜂が1匹周囲を飛び回っていたので、刺されないように注意しながら吹き付けた。見事な洗浄力で、泥で作った巣の痕跡は、ほとんど残らなかった。しばらく放置して、乾いたところでシリコングリスを塗り、泥が付かないないようにした。



普通の蜂の巣

普通の蜂の巣 普通の蜂の巣  南側の窓枠に、見るからに蜂の巣と分かるものが付いていた。前回の泥の巣のときは巣とは知らずにこそぎ落としたのだが、今回はそうはいかない。写真を拡大してみると、アシナガバチが10匹取りついている。飛んでいる蜂もいるだろうから、実数は掴めない。ウェブやWikipediaで調べた結果、どうやらコアシナガバチらしい。
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 市のホームページで調べたら、スズメバチの駆除や巣の撤去は市が無料で行なうが、アシナガバチの場合は個人にゆだねられているそうだ。業者に依頼するという方法もあるが、やっぱり自分でやるというのが我が家の流儀だ。

蜂の巣根こそぎ 蜂の巣根こそぎ  そこで考えたのが、2リットルのペットボトルを使った「蜂の巣根こそぎ撤去器」だ。スミソンの1000倍液を作るのに使っていたペットボトルの上部にカッターナイフで穴をあけ、フォーカルプレーンシャッターのようにスライドして蓋をするようにカバーを取り付ける。穴は蜂の巣が楽に入る大きさに、蓋はひっかりなく、しかしボトルとの隙間はできるだけ小さくなるように注意する。こうして出来上がったものを、巣の在処と同じ条件のところで数回テストをし、実地で失敗しないようにイメージする。
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蜂の巣根こそぎ  こうして「蜂の巣根こそぎ撤去器」を作るのに1時間以上かかった。刺されないように全身すっぽりとビニールのレインコートを着て、実際に使ったのは、何と1秒足らずの瞬間だったのだ!自由な空間から一瞬でペットボトルの中に移動した蜂たちは、さぞかし驚いたろう。こういう結果を期待していた私でさえ、あまりにも巧くいったので驚いているのだから。それでも蜂たちはペットボトルの中で出口を探して飛び回っていた。巣を根こそぎ撤去する権利は無いのだが、アナフィラキシーショックなど万一の場合を考えると、やむを得なかったと思う。


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